ハイフォン市では、市内の工業団地・経済区に数十億ドルの投資資金が相次いで流入し、強い投資誘致力を改めて示しています。
2025年の最初の8か月間に、ハイフォン市内の工業団地・経済区は153億米ドルの登録投資を追加誘致しました。このうち外国直接投資(FDI)は18億米ドルで、市全体のFDIの94%、年間計画の37.5%を占め、国内投資(DDI)は315兆ドン(135億米ドル)を超えました。
2025年8月末までに、ハイフォンの工業団地・経済区には、登録投資総額633億米ドルに上る有効なプロジェクトが1,353件あります。このうちFDIプロジェクト997件は約422億米ドル、DDIプロジェクト356件は211億米ドルを占めています。LG(105.9億米ドル)、ブリヂストン(12.2億米ドル)、Regina Miracle(10億米ドル)、ペガトロン(9億米ドル)など、多くの大手企業が数十億米ドル規模のプロジェクトでハイフォンに進出しています。

マイチャイ橋
これまでハイフォンに流入した数十億米ドルの資金は、都市の規模が変化したことを示すだけでなく、港湾都市が国際社会に統合し、世界へ飛躍しようとする意欲も表しています。ハイフォンは投資家にとってますます魅力的な都市となり、高度技術産業、加工・製造業、港湾、物流の誘致における地位を確立しています。北部ベトナム有数の工業中心地としての地位を強化し、世界的な製造業の成長極となる目標にも近づいています。
2025年の残り4か月、ハイフォン経済区管理委員会は約30億米ドルのFDIを追加誘致し、工業団地・経済区で48億米ドルのFDIを誘致する計画の達成を目指します。これは、2025年の市全体の目標55億米ドルに含まれます。ハイフォンが北部地域と全国の工業「成長極」としての地位を維持するための重要な一歩です。
この目標を実現するため、ハイフォン経済区管理委員会のレ・チュン・キエン委員長は、管理委員会が既存の工業団地で総額14.2億米ドルを見込む投資促進を引き続き強化し、操業中の企業と協力して約10億米ドルの投資拡大を促し、締結済みの覚書やコミットメントを約5億米ドルの具体的なプロジェクトへ転換すると述べました。また、韓国、日本、中国、シンガポールなどの重点市場に投資促進団を派遣し、さらに約10億米ドルを誘致します……。
このほか、年末に向けて、約12億米ドル規模のチャンカット都市・サービス区プロジェクト、総投資額30~40億米ドルのLNG発電所プロジェクト、欧州の工業団地開発会社であるCTPグループとの協力など、複数の大型プロジェクトが強力に推進される見込みです。これらは投資誘致の質を高め、市に新たな発展空間を生み出す原動力となる事業です。
ハイフォン市の新たな注目点であり成長の原動力となるのが、面積2万ヘクタールの南部沿岸経済区です。このうち約2,909ヘクタールは埋立地です。同区にはティエンラン国際空港、ナムドーソン深水港、自由貿易区などの大型プロジェクトが形成される予定です。ハイフォン南部沿岸経済区の建設マスタープランは、2025年10月に完成する見込みです。
計画によると、2030年までに南部沿岸経済区は重要な役割を担い、周辺の経済区とつながって沿岸経済区の連鎖を形成し、紅河デルタ全体の発展をけん引します。また、国内外の大手グループ・企業、特にチップ、半導体、電子産業の投資の波を迎えるハイフォンの新たな「ワシの巣」となります。
現在、ハイフォン市には総面積4万2,540ヘクタールの経済区が2か所、総面積1万2,119.82ヘクタールの工業団地が43か所あり、工業団地への平均投資額は1ヘクタール当たり1,300万米ドルに達しています。このうち東部には面積8,486ヘクタールの工業団地が23か所あり、港湾システムと結び付いた高度技術産業と物流に重点を置いています。西部には面積3,366ヘクタールの工業団地が20か所あり、裾野産業と加工業の発展を目指しています……。
出典:『投資新聞』
